和音、純正律、平均律





 

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プログラムの特性上、協和音でも若干のうなりがあります。

和音

同時に鳴って3つ以上の音を和音とします。
和音は和聲システムに応じて、リラックス感を与える「協和音」になることもあり、耳障わりな「不協和音」になることもあります。
伝統的な西洋和聲で和音は3度の音程を築いてつくります。

鍵盤の「ド」を押すと、

「ド」+「レ」を押したときに、両端の節がお互いに一致しません。このような場合、うなりが生じ、和音が壊れます。

「ド」+「ミ」を押したときに、両端の節が互いに合わせされます。うなり現象がほとんど表示されず、清らかに聞こえます。(3度の音程)

「ド」+「ソ」の場合も、両端の節が互いにぴったりです。(5度の音程)。うなり現象がほとんど表示されず、清らかに聞こえます。

オクターブを上げ、振動数が2倍高い「ド」と和音を合わせた姿

和音を作り出す2音の間には、次のような関係があります。

「ド」振動数 : 「ミ」振動数 = 4 : 5
「ド」振動数 : 「ソ」振動数= 2 : 3

つまり、和音の間には、簡単な整数比成立します。
しかし、不協和音の間では、整数比成立しないのに、これはうなりの原因となります。