二進法(バイナリ)カウント




 

二進法(バイナリ)

二進法(binary)は0と1、2つの数値だけを利用して数を表す方法です。
十進法の場合には、9に1を加える場合には、桁上げが発生します。ところで、二進法では1に1を加える場合は、2となるのではなく、桁上げが発生します。

  • 0 = 0(2) (十進数 = 二進数)
  • 1 = 1(2)
  • 2 = 10(2)
  • 3 = 11(2)
  • 4 = 100(2)
  • 5 = 101(2)
  • 6 = 110(2)
  • 7 = 111(2)
  • 8 = 1000(2)

二進数を10進数に変換する

十進数は、10の累乗で表現することができます。
たとえば、数字1208は、

1208(10) = 1×103 + 2×102 + 0×10 + 8

= 1×103 + 2×102 + 8

で表すことができます。二進数も同じ方法で計算します。
二進法の数字1010(2)は、

1010(2) = 1×23 + 0×22 + 1×2 + 0

= 1×23 + 1×2

= 8 + 2

= 10

になります。

コンピュータと二進法

コンピュータでは、内部に使用される素子の特性上、二進法が便利なため、主に二進法を使用します。電子回路の電圧が高い場合は、「1」、電圧が低い場合は、「0」であると見なされます。